CUSTOMERお客様のご紹介

ビジネススーツのマイルール

大手金融系企業で営業職の金岡様。5年来の顧客様で、非常に優秀な成績を挙げるビジネスマンでいらっしゃいます。

金岡様にはスーツにこだわりとルールがあります。必ず毎シーズンオーダーくださいますが、いつも紺無地のスリーピーススーツと決まっています。

今回はSCABAL の “Capli”という平織のシリーズ。ハイツイストで打込みもしっかりしたこちらの生地は、シワになりにくく復元力も高い。春夏におすすめの生地です。

いつもSCABAL がお気に入りで、裏地とボタンもオリジナルのもので揃えるのが決まりです。今回はスーツが少し明るめのブルーだったので、裏地もボタンも明るいトーンで合わされました。

実はシャツもオーダーくださっているのですが、毎回同じ生地で同じ襟型で同じダブルカフス。

加えてネクタイもいつもブルー系の落ち着いたもので、胸のポケットチーフも白のTVホールド。

普段のカジュアルファッションもオシャレですし、とてもセンスのある金岡様。でも仕事のスーツで過度な自己主張をする必要は無いというのが考えです。以前は多少派手なスーツも着ていたそうですが、私が出会った頃にはもう今のスタイルが出来上がっていました。

そして、金岡様のすごいところは5年間体型が一切変わっていないということ。スーツのトレンド変化と年齢に応じて、私がオススメして箇所によって5ミリ〜1センチ程度サイズを上げましたが、採寸の寸法自体は5年間変わっていません。

仕事柄、お付き合いでの会食も多く外食ばかりと言いますが、ジムに通うなど体型維持に常に気を遣っておられます。

金岡様が言うのは「スーツに自分を合わせる」ということ。スーツを基準にして、自分の体型を把握するのだとか。5ミリサイズを変えただけでも分かると言います。

金岡様もそうですが、やはり優秀なビジネスパーソンは自己管理がしっかりしています。

いかに高級なスーツをオーダーしても、体型がコロコロ変わっては永く着ることはできません。良い服を着るということは、体型管理も重要なポイントなのです。

自分に妥協しないストイックさ。それをお客様から学ばせて頂きました。