色にこだわる

お客様のご紹介でお越しくださった仙石様。船場ビスポークにほど近い会社の2代目経営者でいらっしゃいます。

お話を伺うと、とてもアクティブでエネルギッシュ！旅行にサーフィンにダイビングにスキー…お話をお聴きしながら、多趣味で行動的な仙石様にはどんなスーツやジャケットがお似合いになるだろうとどんどん想像が膨らみます。

色々とご提案させて頂いたのですが、お選びになった生地はやはり個性あるものでした。　

スーツはHarrisons of Edinburgh “Cape Kid”から深いグリーンの生地。

裏地もまた面白い！写真ではわかりづらいのですが、赤のペイズリーはグリーンの糸が織り込まれていて光の加減でその色が少し見えるのです。

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決して奇抜というほどではありませんが、表地も裏地もチョイスにこだわりを感じます。

そして出来上がってきたスーツがまた仙石様の雰囲気によくお似合いなのです。

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先シーズン辺りから人気のグリーン。
最高級のキッドモヘアを60%も使用したこちらのシリーズ、やはり通常のウールとは発色が違います。深い光沢のあるこのグリーンは本当に上品で素敵。

着崩しても、フォーマルでも、どちらでもカッコいいですね！ツーパンツでご依頼頂きましたので、ひとつはシングル、もうひとつはダブルで仕上げました。

そしてグリーンのスーツと一緒にオーダーくださったジャケットは Huddersfield Fine Woosted “Bamboo” からエメラルドグリーンのチェック。

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竹素材ならではの質感とカラーをお気に召して頂き、選んで頂きました。

実はこういう鮮やかな色は、年齢を重ねた方にこそおすすめです。
若い頃には派手に見えがちな色が、大人のカジュアルとして上品に着こなして頂けるのです！

日本ではご年配になるとどんどん地味になる傾向がありますが、むしろ明るい色をオススメしたいですね。

ファッションとは楽しむもの。年齢や性別に関係なく、いつでもいつまでも自分が好きだと思うものを自由に着て頂きたいです。