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一生のお気に入りになる一着

Amaze Design Labo 所長 畠井嘉隆様

http://a-dlabo.com/

一級建築士の畠井さま。畠井さんをご紹介する時は何をされている方と言えばいいのか、いつも迷います。もちろん建築関係や内装デザインなどのお仕事もされているわけですが、肩書きや枠組みに全くはまらない方なのです。

お仕事の内容は多岐に渡っていて、建築関係の仕事のほか、研修、ワークショップ、ブランディング、企画、商品開発、業務改善…

私が畠井さんを知ったのはレゴを使った大人向けのワークショップでした。

その後、あるプロジェクトにチームメンバーとして誘って頂き、お仕事をご一緒させて頂くことになります。そこで畠井さんの素晴らしい手腕を目の当たりにしました。始めは全く解決策も何も見えないところからクライアントとの対話を通じて少しずつ道をつくっていく、そんな作業です。とにかく畠井さんがリーダーならなんとかなる、という安心感を感じました。肩書きや職業ではなく「畠井さん」という唯一無二の存在なんだと思います。本当に貴重な機会でした。

畠井さんとお話するといつも、深い気付きのような人生のヒントをたくさん頂く、そんな感じ。とにかくとってもユニークでチャーミング!みんな、一度会って話してみてほしい!そんな方なのです。

今回オーダーするにあたって頂いたリクエストも、畠井さんらしい(笑)

「『お気に入りで、こればっかり着てたよね』って一緒にお棺に入れられるようなジャケットが欲しい。瀬島さんが『畠井さんらしい』と思うものをおススメして」となかなかユニークで楽しい難題でした。

色々とジャケット生地がある中、どんなのが畠井さんらしいかなあと悩んでおススメさせて頂きましたのはこちら。

Moon “Sartorial Collection”  Wool, Cotton and Cashmere

ウールにコットンとカシミアが混紡されていてとても軽くて柔らかいのと、コットンならではのナチュラルな風合いが特徴。ジャケット生地ではリネンやシルク混は多いんですが、案外ウール×コットンって少ないんですよね。

柄はトラディショナルなネイビーのグレンチェックにベージュとピンクのオーバーペーン。ベーシックなんですがこのちょっとしたピンクがアクセントになっているのと、コットン混の自然な風合いが畠井さんの雰囲気にぴったりマッチしている気がしておすすめしました。

裏地も温かで朗らかな畠井さんらしく、明るいピンクオレンジの玉虫色のペイズリーをチョイス。ボタンは紺色のナットを合わせて統一感を出しました。

仕立ては肩パット無しの雨振袖で、柔らかく軽い雰囲気を大切にしました。

幅広いシーズンと、きちんとめからカジュアルまで、色んなシーンでお使い頂けるジャケットに仕上がったと思います。

ピンクをポイントにしたコーディネートも大人の余裕と遊び心を感じて頂けるのではないでしょうか。

畠井さん、どうぞ擦り切れるくらいたくさんご愛用頂けましたら嬉しいです。またなにかオモシロイことにお声がけ頂けるのを楽しみにしてます!