CUSTOMERお客様のご紹介
初めてのオーダースーツ選びのポイント
古賀印刷株式会社
古賀謙亮様
柏原市にある古賀印刷株式会社は、今年50周年を迎えた歴史ある印刷所です。
https://www.kogaprinting.co.jp/
古賀さんとは、船場ビスポークのリーフレットを印刷頂いたご縁で知り合いました。
私の信頼するデザイナーさんが、船場ビスポークに入っていくイメージで、紙の質感とこのずらしの三つ折りにこだわってデザインしてくれました。
それを見事にリーフレットに仕上げて下さったのが古賀印刷さんです。
オンライン印刷やペーパーレスなど業界には逆風が吹いていると思いきや、古賀さんはとても前向きです。
古賀さんの印象はとにかく笑顔!
イベントで活版印刷のワークショップをしたり、柏原市のフリーペーパーを作成したり、新しいことに楽しみながらチャレンジされています。
若き3代目のご活躍、これからますます楽しみです!
さて古賀さんからは、1着きちんとしたオーダースーツをつくりたいということでご依頼頂きました。
営業として働く古賀さん。
でも結婚式や青年会などの行事も多い。
公私ともに色んなシーンで使えた方が良さそうです。
色々とお話を伺って、私がおすすめのポイントにしたのは以下の点です。
・ベーシックで着回ししやすい
・耐久性があって長く着用できる
・オールシーズン着られる
・古賀さんらしい自然で肩肘張らない雰囲気
Harrisons of Edinburgh ”FRONTIER”
イギリスのビスポークテイラー御用達、赤いバンチブックがアイコンのこちらのブランド。
平織ですがウェイトは300g/mとオールシーズン着られるシリーズです。
最初はちょっとかたいのですが、着るほどに馴染み、永く着て頂けます。
そのシリーズからグレイッシュなネイビーのピンヘッドをお選び頂きました。
オールシーズン、オーソドックスにいろんなシーンで使って頂きやすい色柄です。
裏地はグレー、ボタンは黒水牛釦で、落ち着いた印象。ベーシックで飽きが来ず、永くお召し頂ける1着に仕上がりました。
お客様のライフスタイルや着用頻度、どんなシーンで着るかをしっかりお聴きして、それに合う生地をおすすめする。
それは単に見た目や色柄だけの問題ではありません。それぞれの生地に長所も短所もあります。
そこをしっかりご説明して、お客様に最適と思われる生地をおすすめできるように心がけています。
そして出来上がったスーツ。
お客様の1着目のスーツをお納めする時がいちばん緊張します。そして、喜んで頂けるといちばん嬉しい時でもあります。
「やっぱり全然違いますね!サイズもぴったりで着心地がすごくラクです。」
とご感想を頂きました。
これから永く大切に、でもたくさん色んなシーンで着用して、ますますご活躍ください。